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こちらは1950〜60年代頃にメキシコ・モンテレイで作られた、**GARCIATEALTINOS(ガルシアテアルティノス)**による手刺繍ウールジャケットです。
タグ表記:
「GARCIATEALTINOS S. de R.L. Artesanía Mexicana」
→ メキシコの伝統工芸(アルテサニア)工房で作られた正真正銘のハンドクラフト製品です。
デザイン特徴
・深みのある赤(オレンジ寄り)ウール素材
・前ポケットにサボテンと人物の刺繍
・背面には民族衣装を着た男女が踊る姿のアップリケ刺繍(チャロとチャリタ)
・ハンドステッチによる縁取りデザイン
・Made in Mexico Monterrey N.L.
状態
古いヴィンテージ品のため、経年による多少の毛羽立ちや糸のほつれはありますが、
刺繍の色褪せは少ない。
、
年代と価値
1950〜60年代の「メキシカンスーベニアジャケット」の中でも、メキシコ国内工房製のものは希少です。
海外ではコレクターズアイテムとして扱われ、民族芸術としても高い評価を受けています。
1950〜1960年代(戦後〜60年代初頭)頃の「メキシカンスーベニアジャケット」
同時期、日本やアメリカでも観光土産として人気があった「メキシカンツーリストジャケット」の流れに属するものです。
背中に「踊る男女(メキシコの民族衣装をまとったカップル)」のアップリケ刺繍があるのは、
**「チャロ(Charro)とチャリタ(Charra)」**と呼ばれる伝統的モチーフで、1950年代のメキシコ観光ブームで非常に人気がありました。
価値と希少性
貴重な理由
本場メキシコ製(Made in Monterrey)
観光客向けの模倣品は多いですが、メキシコ国内製造のオリジナルは少ないです。
ハンドステッチとフェルトアップリケ
一針ごとに縫い目が見える手作業のステッチが残っており、当時の職人の手仕事を感じられます。
コンディションの良さ
色褪せは多少あるようですが、刺繍やアップリケの保存状態が良ければ、コレクション価値が高いです。
ヴィンテージメキシカンアートウェアとして評価が高い
一点ものの温かみと、ハンドクラフトの味わいをぜひお楽しみください。
カテゴリー:
ハンドメイド・手芸##ファッション##コート・ジャケット